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ランチャーズ#1-2|未来のなでしこJANANがスペインで大暴れしてきました

ランチャーズの記念すべき第1発目の支援は、「小4女子のサッカースペイン遠征」です!
本人に書いてもらったレポートを添え、その実施報告をさせていただきます。

支援までの経緯はこちら

  • 支援期間
  • 支援内容
  • 支援金額

2023年3月26日〜2023年4月3日

スペインへの往復航空チケット代、期間中の滞在費・食費、コンダクター費用

418,000円

遠征スケジュール

3/26(日)

カタール航空(ドーハ乗換)→空路にてスペインへ

3/27(月)

リーガ1部ラージョバジュカーノの施設にて、スペイン人コーチと軽めのトレーニング

3/28(火)

AM:トレーニング

3/29(水)

AM:トレーニング
PM:ラージュバジュカーノと試合(勝利!)

3/30(木)

AM:トレーニング
PM:カンテラと試合(勝利!)

3/31(金)

AM:トレーニング→その後アトレチコのスタジアム・ワンダメトロポリターノ見学
PM:国際親善試合(勝利!)

4/1(土)

AM:トレーニング
PM:国際親善試合(勝利!)

4/2(日)

AM:サンチヤゴベルナベウ、スタジアムツアー
PM:マドリード市内観光 本宮→マヨール広場→ソル広場

4/3(月)

AM:トレーニング
PM: 帰国に向けてパッキング作業
夕方〜夜:ラ・リーガ観戦(アトレティコマドリード試合)
マドリード空港(カタール乗換)→空路にて日本へ

4/4(火)

成田空港到着

スペインのチームと毎日試合をしました。スペインは1日に1試合しかやらないそうです。その1試合に全力で集中して戦うそうです。

スペインの子たちはカウンターになった瞬間、ドリブルで仕掛けるのが速くて驚きました。私はカウンターでやられないように、あらかじめ周りを見て構える大切さを学びました。

保護者は、グランド内にあるカフェでコーヒーを飲みながら試合を見てました。試合中大きな声で注意をしたり応援をする親はいませんでした。親子でリラックスしながら試合を楽しんでいました。
日本の親は、コーチングをしたり怒ったりしているのでスペインの親を見習えばいいのにと思いました。

試合の途中に交流がありました。
言葉は通じないけど、ジェスチャーで会話をしたり、ジャンケンゲームをしたりして遊びました。
みんな鬼滅の刃やドラゴンボールなどのマンガが大好きで驚きました。漫画の話をするととても喜んでいました。盛り上がりました。
(※試合の結果はスケジュールに記載してあります)

アトレティコマドリード試合観戦では、サポーターの応援の熱がすごかった。口笛を吹いたり、メガホンで歌を歌い応援をしていた。スタジアムでは、4ユーロくらいで、ホットドッグを買えるけど、コストコのホットドッグよりも大きくて、食べきれませんでした。
トイレが少なくて、10分以上並びました。トイレの後、道に迷ってしまいとても不安になってしまいました。お友達が助けてくれました。

スペインでは試合の観戦中に、ひまわりの種を食べる習慣があり驚きました。現地の人に『スペイン人はポップコーンを食べる感覚でひまわりの種を食べるんだよ。 クセになる味だよ』と教えてもらいました。私は見た目が嫌で食べませんでした。みんなひまわりの種の殻を床に捨てるので、スタジアムの観戦席は汚かったです。 日本人だったら、袋に入れてゴミ箱にちゃんと捨てるのになと残念に思いました。ひまわりの種は1ユーロ程で購入できます。

スタジアムではみんな飲み物のペットボトルの蓋を外して観客席に入っていて驚きました。ピッチの芝を傷つけてしまう為禁止だそうです。子供は、キャップを取り上げられなかったので安心しました。

大渋滞を避けるため残り5分で帰ることになりました。でも、そこから決勝点が入ってしまい勝利の瞬間を観ることができませんでした。 悔しかったけど、勝てたので嬉しかったです。

朝のパンは、20種類ぐらいあり、ドーナツもあります。私のお気に入りは、クロワッサンとカップケーキです。ジャムはひとつもなく、バターとチョコレートソースがありました。
お肉は毎回3種類ありました。夜のみミートボールが出ます。中にはハムが入っていて人気でした。

<私のお気に入りベスト3位!>
3位:ハーブのお肉!
豚肉の厚切りでボリューム満点です。美味しすぎて1度に6枚も食べちゃいました。
2位:ベーコン!
分厚くてジューシーでした!
1位:ウインナー!
ウインナーはシャウエッセンのようにパリッとしていて肉汁があふれてきました。

牛乳は日本と違って不味いです。サラサラした豆乳のような味でした。私は全然飲めませんでした。リンゴジュースや水を飲んでいました。
デザートは、常に5種類あります。ティラミスやその上にイチゴやバナナが乗っているもの・スポンジケーキ・プリン・アイスです。アイスはプチダノンのような容器に入ってます。
フルーツは、4種類あります。パイン・グレープフルーツ・キウイ・オレンジです。これは朝しか出ません。
ライスは、パサパサして美味しくありませんでした。なので私は、パスタやマカロニの上にミートソースを乗せて食べていました。
スープは、朝・昼はキノコのクリームスープ・オニオンスープがでます。夜のスープは出ません。

全部のご飯で1番の人気は、フライドポテトです。 みんなで取り合いすぐになくなってしまいます。食事はとても楽しかったです♡

ホテルのお掃除さんが毎日一本ずつ飲み物を持ってきてくれました。私はビールだと思って飲みませんでした。お友達から、これはお水だよと!と言われました!!すごく驚きました。味は普通のお水だけど、おしゃれだから美味しく感じました。このお水を持って試合に行っていました。
日本にもカッコいいデザインのお水があったらいいなと思いました。

マドリードの街中をお散歩していたら、カラフルなお菓子のお店がありました。中に入ってみるとお店の中がすべてグミでした。店内は甘いお砂糖の香りがしました。グミはすべて量り売りで、100グラム2ユーロぐらいでした。
私は、目玉焼きのグミとイチゴのグミとさくらんぼのグミとポイフルとハリボーを買いました。1つ1つ味が違いました。
1番美味しかったのは、目玉焼きグミです。目玉の部分は、オレンジの味でした。全部買っても3ユーロぐらいでした。またスペインに行った時は絶対に行きたいです。日本にも、このグミ屋さんがあればいいのにな♡

観光でマドリード市内を歩いてると、「オーラー」とあいさつをしてくれたり、「どこから来たの?」とよく声をかけられました。私が「ジャパン」と返事をすると、ほとんどの人が「オー!東京?」と言います。日本=東京で、東京はよく知られていました。でも1人だけドーハで出会った人が神奈川を知っていました(この子は神奈川県在住です)。嬉しかったです。

道ですれ違う人みんなが声をかけてきてくれました。
言葉は通じないけど、相手の表情やジェスチャーを使えば言葉が通じます。スペイン語変換アプリを入れていましたが、ほとんど使用しませんでした。

スペインの人はみんなとても親切でした。
あと、目が合うとかならずニコッと笑ってくれます。日本人は恥ずかしがったり遠慮をして目をそらしちゃうけど、もっとスペイン人みたいに積極的に声をかけたり人と関わればいいのになと思いました。

スペインでは『笑顔の力』を知りました。スペインの人はとても明るくて、面白かったです。

どんな人でも、目が合えばニコッと笑ってくれるし、リアクションが面白かったです。だから、知らない言葉で突然話しかけられても全然怖くなかったです。ニコニコ笑うことって言葉以上にすごいパワーを持っているんだなと気がつきました。笑うだけで、言葉はなくてもすべて通じ合うことができました。
知らない人にニコっと笑顔を向けるのは簡単なようで1番難しいとおもいます。だから、私は誰かと会ったときは恥ずかしがらずにまずはニコッと笑おうと思いました。あと、いろんな国の言葉を覚えたいと思いました。

次に『かかわること』の大切さに気がつきました。
スペインの人は知らない人にもすぐに話しかけてくれます。自分からかかわろうとしています。『かかわること』は声に出して相手へ伝えることです。
言葉にして言わなければ、相手へは何も伝わらないことに気がつきました。

これはサッカーの試合でとても大切なことです。
私は試合中、声をかけることを意識して仲間と関わるようになりました。
人と積極的に関わることで、そこから新しい世界を知れたり、新しい考え、その人の思いを感じたり知ることができます。
自分にとって新しい何かを得ることができるので、色んな発見があってワクワクします。
だからこれからはもっともっと自分から人と関わっていきたいです。

初めての飛行機、パパとママがいない夜、知らない国、知らない言葉、青い目の人たち、お城みたいな街並み、お菓子のお店、大きなマカロン屋さん、ひまわりの種…みるもの経験すること全部が初めてで、ドキドキワクワク連続の毎日でした。
こんなすごい経験をさせてくれて、どうもありがとうございました。

私の夢は、日本代表になってワールドカップでゴールを決めることです。
あと、お医者さんになって困っている人を助けることです。

スペインで学んだことを活かして、これからも毎日コツコツと頑張ります。

彼女はその後、2023年夏に神奈川県のトップとなっています。
未来のなでしこJAPANとして、今後の更なる活躍に期待ですね!